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加賀市プロモーション室から、こんにちは。

はじめまして。
それからお久しぶりの方は、こんにちは。

石川県にある、加賀市役所・プロモーション室の三浦美智子(みうらみちこ)と申します。市内や市外へのプロモーションを行う部署で、シティプロモーションの担当をしています。

私は今年の7月に加賀市にUターンしてきました。高校卒業と同時に上京したので、約四半世紀ぶりに加賀市に戻ってきたことになります。民間の企業から加賀市役所に転職して(前の会社を辞めて)職員として働いていますが、任期付きの外部人材として参画した形です。生まれ育った地区の実家に戻って、実家族と生活しています。

生まれてから高校卒業まで加賀市で過ごしていたので、そういう意味では「地元の人」です。ちなみにこのあたりでは、自分たちの地元の地区を在所(ざいしょ)という呼ぶのですが、ちょっと今は「在所の者」といってもよいのではないかと思います。

しかし、高校卒業以降は里帰りや同窓会以外で加賀市と接点がなかったので、市外や県外の人としての「外部の人」でもあるのではないかと思っており、少し中途半端な存在なのかもしれないです。でも、よくいえば(定性的ではありますが)「少し客観的に、外の街から加賀市を見ることができる人」でもないかと思うので、そこを自分の強みとして、ふるさと・加賀市の魅力を発信するという点で貢献していきたいです。

よろしくお願いいたします。

さて、ここからが本題です。石川県加賀市は人口約60000人強の石川県の最南端の自治体。古くから伝統工芸が栄え、九谷焼や山中漆器が有名なところです。現在もたくさんの職人さんが従事されています。

また、山中温泉、山代温泉、片山津温泉の3つの温泉が1つの市内にある珍しい自治体でもあります。「加賀温泉郷」と呼ばれていて、日本だけでなく海外からも多くの観光客が来市する街です(是非お越しください!)

ほかにも、加賀市が有するたくさんの名産品や見どころなどがあるので、どんどん紹介していきたいのですが、今回は最初の投稿なので、ちょっとした自己紹介も兼ねて、実体験からの「加賀市のここがすごい」を1つお伝えさせてください。

加賀市のここが魅力!・・・私の事例ですが、それは、都内に家や家族を置いてもでも「加賀市に戻りたい!」「いや、行きたい!と思った「世界で一番ビジネスがしやすい街」を目指しての取り組みです。

加賀市は2022年、北陸で唯一の「国家戦略特区」として選ばれ、「デジタル田園健康特区」に指定されました。国から認められた、数々の規制緩和を生かして、多くの産業の芽を育てて、先進的な取り組みを進めています。

加賀市に来る以前、私は東京都のスタートアップ(ベンチャー企業)に務めていたのですが、加賀市が大手企業との連携やスタートアップとの実証実験に取り組むことなどを数多く見聞きにしており、「いつの間に我がふるさとが、こんなにハイテクな街になったのか」と衝撃を受けたほどでした。

もちろん、急に大規模なプラントが建ち並んだり、空を車が走っているまでの変貌が起きていたわけではないのですが、コロナ禍を終えて市内に遊びに戻ったときに、昔からの懐かしく、地元や市外の方からも愛されている環境、温泉、自然などは変わらぬまま、なおかつ、全国のどの自治体にも負けないようなビジネスの基盤、プレイヤーとの接点が生まれてきていることがわかりました。

そこで、移住して自分もふるさとからチャレンジしてみようと考えて、国家戦略特区をよりよく、発展させるための採用試験を受けて、プロモーション担当を拝命し、今に至っています。

・・・と、私の事例はたったひとつのケースにしか過ぎないのですが、このnoteでこれから、加賀市の取り組みはもちろん、ここで育って再び暮らすことで再発見した市の魅力をほかのプロモーションの担当者と一緒に紹介していきたいと思っています。

プロモーション室のロゴです。チームのデザイン担当さんが作ってくれました!

併せて、私のように(といってもまだまだ新人ですが)ふるさとや地方都市で暮らしながら、自治体の仕事を進める方にとっても、ここでの発信がなにかしらの参考になればとも考えています。情報発信をきっかけに、それぞれの日本の地域が少しでも良くなったり、暮らしやすくなったりすればと思っています。

それでは、よろしくお願いいたします。